約 336,181 件
https://w.atwiki.jp/saikyousyujinnkou3/pages/1178.html
【作品名】戦神 【ジャンル】ゲーム メーカー:アフェーガ(AFEGA) 【名前】少年 【属性】人間の少年 【大きさ】少年並み 【攻撃力】弾:直径5m程の爆発の中で無傷な2m機械を一撃で破壊する威力 射程50m、弾速は機械レーザー並み 機械レーザーが3m移動する間に2発の速度で連射できる、弾切れ無し 龍:目の前直径10m範囲を龍の文字の波動で攻撃、目の前直径10m範囲が攻撃範囲 弾速は機械レーザー並み、瞬間発動、8回使える 自身の弾の10発分の威力 【防御力】直径5mの爆発の中で無傷 【素早さ】機械レーザーを10m先から見てから避けられる 機械レーザーの1/3の飛行速度 【特殊能力】宇宙空間で戦闘可能 【短所】驚異的な手抜き感あふれるゲーム vol.129 915格無しさん2020/11/03(火) 01 22 20.57ID w7IUHOD4 少年(戦神) 廻狂四郎と同反応かつ同攻防なので、こいつが勝てないなら勝てないし、負けるなら負ける 廻狂四郎と=
https://w.atwiki.jp/gundan/pages/262.html
少年の噂の真相 少年は元ヤンキーらしい 手のつけられない不良少年だったと聞いた 名前 コメント 【トップページ】 キャベツ軍団@wiki 上へ
https://w.atwiki.jp/fainarumanga/pages/30.html
週間少年ジャンプに連載されてるファンタジー漫画。ただ作風的にはむしろサンデー的。正式名称は「ブレイドボーイ」だがこちらの通称の方が有名。2006年7月に第一部が終了し同月からアニメも放送された。翌月から第二部が開始されるも現在休載中。 登場人物 ティーナ(声 増谷康紀) 半陰陽のヒロイン グレン(声 保志総一郎) ティーナを庇って死亡する ジョヴァンニ(声 緑川光) ビエラ パルファネス(声 石田彰) 厨な信者が大勢いるらしい トーマス(声 子安武人) レナ(声 中原麻衣) リーン(声 清水愛) キゼス 29巻で死亡 サティール パルファネスと同じくらい厨な信者がいるらしい。 メルン つるぺた レクス 姉御肌 グルコス レティ
https://w.atwiki.jp/bemanidbr/pages/450.html
VERSION GENRE TITLE ARTIST bpm notes 属性 15 DJ TROOPERS POST RENAISSANCE 少年A Remixed by 少年ラジオ 90-192 2216 - 攻略・コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/nld_nld/pages/500.html
少年事件18班のページです。
https://w.atwiki.jp/goronka/pages/2658.html
【作品名】魔少年ビーティー 【ジャンル】漫画 【先鋒】西戸 【次鋒】刑事 【中堅】ライトトラック 【副将】乗用車 【大将】救急車 【備考】特に矛盾する点がないため、読み切り版の内容を含んでいる 【先鋒】西戸 【属性】デパートのガードマン 【大きさ】ガタイのいい成人男性 【攻撃力】長さ1m程度の金属製のチェーンを所持、横薙ぎに振るえばスチールデスクと思しきものを2mくらい先の壁まで弾き飛ばせる。 また握力は頑丈なドアのノブを圧し折ることが出来る。 【防御力】【素早さ】ガードマンなのでアマ格闘家程度はあると思われる。 【長所】普通の人間としてはなかなかのスペック 【短所】サイコ 【次鋒】刑事 【属性】刑事 【大きさ】太った成人男性 【攻撃力】【防御力】【素早さ】拳銃所持。大きさ相応 【長所】拳銃持ち 【短所】汚職 【中堅】ライトトラック 【属性】自動車 【大きさ】普通の乗用車と同程度のサイズのトラック 【攻撃力】【防御力】【素早さ】大きさ相応 【長所】車 【短所】危うくビーティーを殺すところだった 【備考】左ハンドルかもしれない 【副将】乗用車 【属性】自動車 【大きさ】普通の乗用車 【攻撃力】【防御力】【素早さ】大きさ相応 【長所】車 【短所】車につなげられたロープに気付かなかった 【大将】救急車 【属性】自動車 【大きさ】普通の救急車 【攻撃力】【防御力】【素早さ】大きさ相応 【長所】車 【短所】吉良吉影は関係ない 参戦 Vol.112 561
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/4344.html
231 名前:自爆少年とツンデレ1/6 :2010/08/13(金) 15 46 19 ID ??? ~ガンダム家~ シーブック「アムロ兄さん…」 アムロ「…ああ」 ウッソ「凄いですね…」 ロラン「NTでない僕でも、解りますよ」 マイ「鈍い鈍いと言われている僕も…」 一同(ヒイロが、キレている…!!) ウッソ「ヒイロ兄さんは、キレても無口ですね」 アムロ「あまり普段と変わらないように見えるが…異常な殺気があるよな」 ロラン「で、でもどうしてヒイロは怒っているのでしょう?」 マイ「僕の記録によると、リリーナ嬢絡みだということだけど…」 ウッソ「え?リリーナさんとケンカしたとか、ですか?」 マイ「いや。実は―――」 ~回想。ドーリアン家・玄関~ リリーナ「ヒイロ、ごめんなさい。今日から3日間程、会うのを控えて欲しいの」 ヒイロ「…どうしてだ?」 リリーナ「わたくしは、これから3日間、自分自身の任務を果たさなければならないのです」 ヒイロ「リリーナの、任務?」 リリーナ「はい。任務を終えたら、わたくしから連絡差し上げますから」 ヒイロ「しかし護衛を…」 リリーナ「ごめんなさい」 リリーナが、そそくさと玄関の扉を閉めた。だがその時、ヒイロは見逃さなかった…リリーナの後ろに、見知らぬ少年が居たのを。 ヒイロ「ゼロ…教えてくれ…。奴は一体、誰なんだ?リリーナとはどういう関係なんだ?」 232 名前:自爆少年とツンデレ2/6 :2010/08/13(金) 15 47 35 ID ??? アムロ「それでヒイロがキレているのか。若いな」 ウッソ「リリーナさんは一体、どういうつもりなんでしょうね?」 ロラン「その見知らぬ少年とは誰なんでしょう?」 マイ「少年の名前は、ギリ・ガデューカ・アスピス。周囲の人間からは"ツンデレコック"と呼ばれているようです」 シーブック(まさかのギリ…) ロラン「コックと呼ばれるくらい、料理が得意な少年なんですか」 アムロ「確か、リリーナ嬢の料理の腕は壊滅的だった筈。リリーナ嬢、その子から料理を教わっているんじゃないのか?」 シーブック「僕も、そんな気がする。大体、ギリがリリーナさんに手を出すとは思えないし…」 マイ「ん?シーブック、ギリ少年と知り合いなのかい?」 シーブック「あ、違う違う。リリーナさんが、ヒイロを裏切ってギリとかいう子に手を出すとは思えないし!の間違い!!」 ウッソ「でも、料理を教えるにしても、何でわざわざその人なんです?他にも、料理を教えられる人は身近にたくさん居るじゃないですか。…それこそ、ロラン兄さんとか」 アムロ「まあ、それはそうだよな」 ガロード「今日はまさにデート日和!!ロラン兄の作った美味しい朝食をたらふく食べて、午前中のうちからティファと…!!」 ヒイロ「………」 刹那「俺も朝食後に、マリナや子供達と一緒に公園に行く。天気が良いからガンダムごっこをするには最高だ」 ヒイロ「………」 シン「俺も、マユとステラと、遊園地に行ってくる。2人がさ、俺の為に弁当作って来てくれるんだ!」 ヒイロ「………」 アル「あれ?コウ兄ちゃんはー?」 キラ「昨日から、シーマさんと一緒に旅行だよ」 アル「なぁんだ。じゃ、バーニィとプラモ作ろ」 ヒイロ「………(バキッ)」 マイ「あ、ヒイロが箸折った…メモメモ」 ロラン「マイ兄さん…」 233 名前:自爆少年とツンデレ3/6 :2010/08/13(金) 15 48 53 ID ??? ~ドーリアン家・キッチン~ ギリ「よし、これから厚焼き卵を焼く」 リリーナ「はい」 ギリ「コツさえ掴めば、僕のように立派な厚焼き卵が作れる。今から手本を見せるから、よーく見ておくんだな」 リリーナ「解りました」 ギリ「最初は弱火で。まず、油を…このくらい」 リリーナ「…はい」 ギリ「フライパン全体に馴染むようにして」 リリーナ「馴染むように」 ギリ「フライパンが温まったら、卵液を…少し垂らす」 リリーナ「卵液を少し…」 ギリ「全体に回して、膨らみは箸でつついて潰す」 リリーナ「膨らみは潰す」 ギリ「全体が半熟くらいになったら、中火にして、向こう側から手前に…こう、巻く」 リリーナ「お上手です!…ふぅ」 ギリ「うっ…!?」 リリーナ「まあ!どうしました!?卵が少し、崩れてしまいましたよ!!」 ギリ「耳に息を吹き掛けるなぁっ!!」 リリーナ「そ、そんなつもりは…」 ギリ「ま、まあいい。この程度ならば、失敗のうちには入らないからな。僕が、失敗なんかする筈がない。…よし。これで問題ない。さすがは僕だ」 リリーナ「ごめんなさい。ギリさんが、耳が弱いのを知らなくて…今度から、気を付けます。…ふぅ」 ギリ「………ふ、ざ、け、る、なぁっ!!」 リリーナ「ええっ?何故怒るのですか!?きゃあ!!厚焼き卵が!!」 パーガン(リリーナ様…) 234 名前:自爆少年とツンデレ4/6 :2010/08/13(金) 15 50 07 ID ??? ~そして3日後~ リリーナ「ありがとうございます!今までで1番素晴らしい出来映えです!」 ギリ「僕から料理を教わったのだから、当然だ」 リリーナ「ご苦労様です。わたくしの為に…」 ギリ「こんなもの、僕にとっては苦労でもなんでもないね」 パーガン「お疲れ様でございます、ギリ様。お約束の報酬でございます」 ギリ「ああ。確かに」 リリーナ「ギリさん…本当に、ありがとう…」 ギリ「べっ、別にっ。僕は帰る!…その弁当、早く彼氏に渡して、喜んで貰うんだな」 リリーナ「か、彼氏だなんて…(ポッ」 パーガン(ギリ様…ナイスツンデレでございます) ~ドーリアン家・玄関~ ギリ「なっ!?何だこのMSは…」 ヒイロ「…ターゲット、確認…」 ギリ「僕を狙ってる…?」 ヒイロ「ギリ・ガデューカ・アスピスだな」 ギリ「そうだ」 ヒイロ「…お前を殺す」 ギリ「ふん。どうして、僕が殺されないといけないんだ?」 ヒイロ「………」 ギリ「優秀な僕に、嫉妬しているのか?」 ヒイロ「………」 ギリ「いいさ。相手をしてやるよ。…フェアに、MS同士でね!!」 ヒイロ「いいだろう。MSだうと、俺はお前を殺す」 235 名前:自爆少年とツンデレ5/6 :2010/08/13(金) 15 51 13 ID ??? ヒイロはウイングゼロカスタム、ギリはクァバーゼで、戦闘を開始した。最初はヒイロが押すも、ギリも負けていない。壮絶な戦闘は続いていたが、ギリが隙を突いた。 ギリ「遅いっ!スネークハンドだ!!」 ヒイロ「くっ…」 ギリ「ははは!僕とクァバーゼを甘く見すぎだ!!覚悟っ」 ヒイロ「………リリーナ………」 ギリ「えっ?」 ヒイロの呟きに、ギリは驚愕する。気付くと、リリーナが真下に居たのだ。 リリーナ「あなた達ー!!何をしているのですかー!?」 ギリ「嬢さん!?」 リリーナ「まあ!その声はギリさん!?どうしてあなたが、ヒイロと交戦しているのです?」 ヒイロ「…ギリ・ガデューカ・アスピス。一旦、引くぞ」 ギリ「………」 ~ドーリアン家~ ヒイロ「シーマ・ガラハウからの紹介?」 リリーナ「はい。実は―――」 ~回想~ リリーナ「わたくし、お料理の腕を上げたいのです!」 シーマ「…はあ」 リリーナ「ですから、わたくしにお料理を教えて下さい」 シーマ「悪いけど嬢ちゃん、アタシャ、明日からコウと夏休みの旅行でねぇ。教えてあげたいのはヤマヤマなんだけど…。でも、いい人材なら紹介してあげるよ」 リリーナ「まあ!嬉しいわ、ありがとうございます!!」 シーマ「…ところでさ、何で、アタシに相談を?料理を教えられる人間なら、アタシ以外にもたくさん居るじゃないか」 リリーナ「シーマさんとわたくしが、親友だからです」 シーマ「えっ?いつから…?ま、まあいいさ。頼られるのは悪い気がしないさね。明日、例の人材を嬢ちゃんの家に向かわせるよ」 リリーナ「お願いします」 239 名前:自爆少年とツンデレ6/6 :2010/08/13(金) 16 07 32 ID ??? 支援ありがとう! ギリ「シーマの紹介で来た例の人材っていうのが、この僕だったのさ」 ヒイロ「そういうことだったのか…」 リリーナ「黙っていてごめんなさい、ヒイロ。でも、わたくし、あなたの為に頑張ったのよ。ねぇ?ギリさん?」 ギリ「まあね。それより嬢さん、さっさと弁当食べさせてあげなよ」 リリーナ「はい、そうですね!今、持って来ますから(タタタッ」 ヒイロ「………俺としたことが、誤解をしていたようだ。済まない」 ギリ「ま、誤解が解けたならいいさ。でも、少しムカついたから…お前のその仏頂面が、喜びで崩れるところを見てから、帰ろうかな」 ヒイロ「…やはりお前、殺す…!!」 ~ガンダム家~ ウッソ「ヒイロ兄さんから殺気が消えてる…」 マイ「ロランやアムロ兄さん、シーブックの言っていた通り、リリーナ嬢はギリ少年から料理を教わっていただけのようです」 シーブック「だよなぁ。ギリだし…」 アムロ「今日のヒイロからは殺気どころか、幸せオーラを感じる。若いな」 ロラン「僕にも解ります」 ウッソ「見た目はいつも通りですし、無口なんですけどね」 ヒイロ(リリーナの弁当、旨かったな。これからは、マズイ弁当を食べなくて済むのか。…シーマとギリに、少しばかり感謝するか…)
https://w.atwiki.jp/moeruamin/pages/13.html
少年ユンの物語は編集中っす
https://w.atwiki.jp/japan_dorama/pages/3714.html
#浪花少年探偵団 ,#TBS,#月8,#多部未華子,#NETFLIX,#Hulu,#Amazonプライム,#dTV,#視聴率,#無料ドラマ amazonで探す @楽天で #浪花少年探偵団 を探す! 月20TBS 2012.07.02~2012.09.17 6.0% 公式HP wikipedia 前 ステップファザー・ステップ 次 パーフェクト・ブルー Hulu NETFLIX dTV PrimeVide U-NEXT TVer Paravi GYAO youtube検索 / Pandora検索 / dailymotion検索 / bilibili検索 1 しのぶセンセの名推理 2012/07/02 7.8% 2 しのぶセンセは暴走族 2012/07/09 6.0% 3 しのぶセンセのお見合い 2012/07/16 5.6% 4 しのぶセンセと密室殺人 2012/07/23 7.1% 5 しのぶセンセは入院中 2012/07/30 5.5% 6 しのぶセンセと前のセンセ 2012/08/06 6.4% 7 しのぶセンセと家なき子 2012/08/13 6.6% 8 しのぶセンセの上京 2012/08/20 5.7% 9 しのぶセンセと小さな恋 2012/08/27 5.7% 10 しのぶセンセのクリスマス 2012/09/03 5.4% 11 しのぶセンセ、最後の事件 2012/09/10 5.5% 12 しのぶセンセを仰げば尊し 2012/09/17 4.4%
https://w.atwiki.jp/animerowa/pages/112.html
怯える少年 ◆/1XIgPEeCM 「ああ、もう、なにがなんだか……」 彼、桜田ジュンは混乱していた。 何時の間に眠ってしまったのか分からないが、目が覚めたら見たこともない部屋の中で、これまた知らない人が沢山いた。 そして仮面の男が出てきて言ったのだ。『キサマらにはこれから殺し合いをしてもらう』と。 これを聞いただけでも軽いパニック状態に陥りそうになったが、さらに人が目の前で死んだ。二人。 一人は筋肉質な男。果敢にも仮面の男に殴りかかり、そして呆気なく首を吹き飛ばされた可哀想な人。 もう一人は、自分よりいくつか年下で小学生くらいの女の子。彼女も同様に首を吹き飛ばされて死んだ。 ジュンは恐怖した。少しでも逆らえば殺される。その恐怖に抗う術もなく、ジュンはまるで石化したようにその場から動けなかった。 ……そして、気付いたらここにいたわけだ。 ジュンが飛ばされた場所は会場南の遊園地。H-4のお化け屋敷の中だったが、当の本人はそれを知る由もない。 「うー、なんだよここ……気味悪いなぁ」 思わず正直な感想を漏らしてしまう。周りは薄暗く、壁が真っ赤に染まっている。血のように赤い赤。そんな感じだ。 いくらなんでもこんな気持ちの悪い所に送り込むことはないだろう……。 デイパックを片手に一歩一歩、周りに注意を向けながら前へと歩く。とりあえず出口を捜さなければ。 こんな得体の知れない場所に留まるのはごめんだった。 その時、この場の明かりがフッと消えた。 「ひっ」 情けない声がジュンの口から漏れる。辺りは一瞬の内にして真っ暗闇に包まれた。 そしてどこからかおどろおどろしい……人の呻き声のようなものが聞こえてきた。 誰かのいたずらか。幻聴かもしれない。 ゔゔぅぅぅぅ……。あ゙あ゙ぁぁぁ……。 誰かに助けを求めているような声。聞く者を心の底から震え上がらせるような、そんな声だ。 ジュンは急に恐くなって、駆け出した。暗闇の中駆け出した。 ところどころ壁にぶつかりながらもジュンは走り、ほどなくして出口が見えたので、彼はそこから飛び出した。 「はぁ、はぁっ、くそうっ! なんなんだよ!」 耐え切れず大声を上げてしまうジュン。そこでハッとして、彼は咄嗟に両手で口を塞いだ。 様々な展開の連続で混乱してしまったために気付かなかったのだが、殺し合いはもう始まっているのだ。 大声を出せば、危ない奴に居場所を知られてしまう可能性も大いに有り得る。 体を固まらせ、息を殺して周囲を見渡す。特に人がいるような気配は感じない。ジュンはホッと胸を撫で下ろした。 そして、今さっき自分が出てきた建物。 見ると、一見廃墟のようだが、いかにもそれは自然に成れ果てたものではなく、人工的に作られたものだと分かるお化け屋敷だった。 ジュンは、なんだ、と苦笑する。 少しずつ落ち着いてきたところで、ジュンは自分に支給されたデイパックのことを思い出し、中身を確認する。 中からは水、食料二日分に、地図や名簿、その他もろもろが出てくる。 ジュンは現在地を確認するため地図を広げ、デイパックに入っていたランタンで照らしながら見てみた。 「えっと、ここ……遊園地だよな」 地図を見ながらもジュンは困った表情になる。 周囲には自分がさっき出てきたばかりのお化け屋敷に、近くにはコーヒーカップ。少し離れた所には観覧車が見える。 恐らくは遊園地の中のどこかと考えて良いと思うが……詳しいエリアは特定できない。 およそ4エリア分の広さはあるこの遊園地は、結構広そうだ。 とりあえずは大まかな現在地が分かったからよしとして、ジュンは次に名簿に手を伸ばした。 あの時自分と同じように集められていた人達。少なく見積もっても五十人は確実にいた。自分が知っている人もいるかもしれない。 そう思い、ジュンは名簿を広げ……あった。 ジュンにとってはあまりにも聞きなれた名が、四つ。真紅、翠星石、蒼星石、そして……水銀燈。 「あいつらもいるのか……」 水銀燈は別として、真紅達も参加させられているのなら、何とか彼女らと合流したいとジュンは思った。 何せ自分は所詮引き篭もりの中学生。あの時集められた人達の中には、自分なんかよりも強そうな大人が何人もいた。 常識的に考えて、ただの子供である自分が生き残れるはずがない。 真紅達は一種の希望。一人でいるのは心細い。だから、まずは彼女らと合流して少しでも恐怖を和らげたいと、ジュンは考えた。 今後の行動方針も決まったところで、ジュンは名簿を放り出し再びデイパックを漁る。 確か武器が入っているはずなのだ。流石に武器も持たずに歩き回るのは危険すぎる。 やがてデイパックからは、どうしてこんな物が入っているのか、物干し竿が出てきた。本当に何の変哲もない銀色の棒。 「なんでこんな物が……」 長い。二メートルはあるだろうそれは、どう考えてもこの小さなデイパックには入りきりそうにない代物だ。 まったくもって摩訶不思議だが、不思議なことは日常茶飯事なので特に気にも留めないでおく。 次に出てきたのは、なんと拳銃だった。 しかし軽い。本物の銃器に触れたことがないのでよく分からないが、こんなに軽いものだろうか。 ふと、グリップの部分にセロテープで二つ折りにされた白い紙が貼り付けてあることに気が付いた。 それを引き剥がし開くと、そこには『これはモデルガンです』と黒い文字で書かれていた。がっくりと肩を下ろすジュン。 結局、デイパックに入っていた武器らしい物はこの二つだけだった。 つまるところ、簡単に言うとこうだ。 物干し竿とモデルガンで戦えと。 冗談じゃない。ジュンは自分の生存確率がぐっと下がってしまったことに落胆する。 強い武器……そう、例えば銃とかそういった系統ならば、多少の体力差があろうと覆すことができるかもしれないのに。 勿論、相手も銃を持っていたら別だが、接近武器と遠隔武器。どちらが強力かは明白だった。 今、ジュンが持っている武器らしい物と言えば、接近武器に部類するであろう物干し竿くらいしかない。 モデルガンでは鈍器として役立つかも怪しいものだろう。 しかし、実際に持ってみると分かるように、物干し竿にはそこそこ重さがある。 引き篭もりで基礎体力があまりないジュンにとっては、これを長時間持ち続けることは苦痛だった。 とにかく。自分の周りに散らかした荷物を全てデイパックに詰めながらジュンは思う。 とにかく真紅達を捜そう。上手く合流できればその後は……何とかなる。 そう決意を固め、ジュンはデイパックを肩に下げ歩き始めようとした。 と。 ドゴオオオオン!! 「うわああっ!」 唐突に聞こえた凄まじい轟音。 驚いてそちらの方を見ると、さっきまで煌びやかなイルミネーションに包まれていた観覧車が、バラバラになって崩れ落ちていく。 観覧車の残骸が地に伏す音と共に、その周辺には盛大な土煙が上がる。観覧車の周りにあったものも容赦なく破壊された。 地獄絵図。まさにそんな言葉がぴったりな光景だった。 「なにが起こったんだ……」 その光景を目の当たりにしながら、ジュンは暫く呆然と立ち尽くし、考え、そして理解した。 あれほどの建造物を一瞬にして破壊してしまう、そんなとんでもない能力を持った者がこの近くにいるのだ、と。 改めて、この殺し合いという状況の異常さに震撼させられる。 ジュンにはある変わった趣味があった。 インターネットで商品を注文し、クーリングオフ寸前に返品してそのスリルを味わうという、なんとも暗い趣味だ。 本人曰く、このスリルがたまらないそうで、これがなかなかやめられないとまらない。 しかし、今のこの状況下で感じるスリルはそんなものとは格が違う。 いつ殺されるか分からない。もしかしたら、一瞬後には死んでいるかもしれないこの状況。 彼とて、自分の命に関わるスリルを味わうことなど、真っ平ごめんなのだ。 ジュンは逃げ出した。観覧車があった方向と反対の方へ。 ほんの少し走ったところで、恐怖一色に染まったジュンの目に救いの架け橋が飛び込んでくる。 防波堤。あそこを渡って行けば、この遊園地から脱出できるかもしれない。 迷っている暇はない。あそこを渡って逃げよう。 そう思ったジュンは、縋るような気持ちで防波堤によじ登り、そして早足に渡り始めた。 【H-4 防波堤・1日目 深夜】 【桜田ジュン@ローゼンメイデンシリーズ】 [状態] 少し疲労 まだ見ぬ敵に怯える [装備] 物干し竿 ベレッタM92F型モデルガン(どちらもデイパックにしまってあります) [道具] デイパック 支給品一式 [思考・状況] 1:防波堤を渡って遊園地から脱出。 2:真紅、翠星石、蒼星石と合流したい。 3:死にたくない。 時系列順で読む Back 請負人 Next 決意の言葉 投下順で読む Back 不思議の国のバトー Next 吸血鬼の倒し方 桜田ジュン 90 回天